ゆる介護と自分時間

母の世話と自分の暮らし

ちょっと迷惑かけちゃいました

 今日は母のところへは行かず、自分時間を過ごしました。


午後、いつも実家のリフォームをお願いしている大工さんから電話。
「お母さんからお風呂のお湯はりができないって電話があったので見にきた。お風呂は正常でお湯はりできるんだけど、やっちゃっていいですか?」
というのです。


この2か月、デイサービスで入浴して実家では入っていなかったのに、なんで?


大工さんには「お風呂沸かしてやってください」とお願いしました。


あーあ、また人に迷惑かけちゃったなぁ。


だけど、なんで急にお風呂?
もしかして少し元気が出てきたのかな?


おととい3日間泊まった実家をあとにするとき母が
「忙しければそんなに来なくて大丈夫だからね。一人でもいられるから」
と言っていた。
しっかりとした口ぶりだった。


大工さんには迷惑かけちゃったけど、もしかしたら母は体調や気分がいいのかもしれないなー。


以前のわたしだったら人に迷惑をかけたことが恥ずかしくて申し訳なくて、母を叱りつけていただろう。


だけど今日のわたしはいつも実家を直してくれる大工さんだから、お世話になっちゃってもいいか、という気分になれて重くならずにいます。


いいよね、これで。

ちょっとだけ前向きになれた日

母の介護が始まって、なかなか自分の思うようにならず、腹を立てて自己嫌悪して、、、


もっと心穏やかに過ごせないものかと思い迷っています。


でも
この前、わたしにいい人が降りてきちゃって、急に母に感謝しちゃうような思いに至ってしまったのです!


というのも、
父が亡くなって13年、築40年の実家をあちこち直しながら守ってくれたこと。
トイレに浴室・台所・ガレージ、母が一人で考え手配し、お金も出した。


いらないものがたくさんあるけれど、住まいにはなに不自由ありません。


そして、若い頃から72歳まで働いて、老後の生活に困らないお金を残したこと。
わたしの持ち出しはゼロです。


お母さん、がんばったんだなー


物忘れや体力低下があって、悲しいのと話がうまく通じないのと手がかかるので、怒って悪かったな。


「娘に迷惑かけない」とがんばってきたんだよね。


ようやく気付きました。
少しは前向きにやっていけそうです。


ダイソーでお買い物
母の夜のトイレに役立てば・・・


トイレの灯りのスイッチに貼って
ドアノブにも貼って。

寝室の灯りのひもが光るようになりました。

今後の目標

母の世話をするため、退職してしまいました。
とても残念だったけど、実家は職場から遠く、やめざるを得なかったよね・・・


また働ける日は、現在56歳のわたしに来るんだろうか?
と思うけど、働ける日を夢見て
子育て支援員
の研修に行き始めました。


今日は座学4時間。ちょっと疲れました。



研修の間に母からの電話は3回。
こちらも疲れる。


でも、相手は認知症よ。
何回目だって「今日初めてかけている」つもり。
怒ってはいけない。おおらかに応えなきゃ。


そうそう、わたしは怒らないで穏やかに母に接したいのだ。
たとえ相手が認知症でも、笑って楽しく穏やかでいたい。


母に手がかかるようになって2か月。少しわたしも現状を受け入れつつあるのかな?


目指せ!生活の質向上。
あこがれのキラキラ50代