ゆる介護と自分時間

母の世話と自分の暮らし

介護日記 少しわかってきたかな?

認知症の人の家族が認知症を受け入れるまでには4つの段階があるんだそうだ。
①とまどい、否定の時期
②混乱、怒り、拒絶の時期
③割り切り、あきらめの時期
④受容


一昨年の11月から母の介護が始まり、泣いたり怒ったり悩んだり、ようやく私も③の割り切あきらめの時期に来たようだ。


もう認知症になっちゃったんだもん、仕方ないよね。
認知症の人に合わせて対応すればいいんだよ、と言う気持ちになってきた。


今日は実家に行って母に買い物に連れて行き、パックをしてあげて、お昼ご飯を食べて、昼寝をさせ、仏壇にお花をあげてもらい、洗濯物をたたんでもらった。
おやつにスイカも食べた


母の脳に言いたい事は、手先を使ったんだから今日は脳の血流良くしてね、ってこと。


今日は怒ったり大声出したりしないで母に穏やかな対応ができました。


そして「また休みの日来るからね」と言って帰ってきました。
母は「そうだよ働かなくちゃね。また休みの日に来てね」と送り出してくれました。


ボケはボケなりに娘を気遣ってくれます。


私は家族を支えてきたつもりだったんだけど、支えられてきたんだなぁ。
なんだか幸せだなぁ。


ドタバタの子育ての日々が今思えばキラキラの日々だったように、迷いに迷った介護の日々が幸せだった日々になるように。

パックしたら爆上がり

昨夜は実家にお泊まり。
晩ごはんを食べてお風呂のあと、パックをしました。
85歳の母にもパックしてあげました。


すると、母はテンション爆上がり!
シートパック初体験の母。
「同じの買ってきて〜」から始まり
デイサービスで一緒のおしゃれなマダムの話、
服の話、ずっとしゃべりっぱなし。


シートパックくらいでこんなに喜ぶなんて!
またやってあげましょう。


人が明るく元気に生きていくって、心地よいことしていくのが必要なんだなー。


一昔前、こんまりさんの「ときめく片付け」って流行ったけど、そんなことかな。

就職決まりました

母の介護をしていても、社会とつながっていたい。
           気兼ねなく使えるお金が欲しい。
           いつもお世話になっているヘルパーさんみたいになりたい。


と思い立ち、就活始めたところ、ヘルパーで就職決まりました。
と言っても、労働時間は週に10時間くらい。
要介護の母がデイサービスを利用している間だけ働かせてもらうことになりました。
やっぱり介護業界は人手不足なんだな。



面接官は40代くらいの女性。サービス提供責任者。お子さんはいるみたい。
キャリアは長い。


対してわたしは、57歳、ヘルパーの資格は18年位前に取ったものの、ヘルパー経験はゼロ!
介護業界には10年いたけれど。


こんな役に立ちそうもないおばさんに、責任者さんは
「上を目指したほうがいいですよ」
なんて言ってくれた。
具体的には介護福祉士なのかな?



母の介護が始まって、たくさんのことをあきらめてしまったわたしに、仕事を与えてくれて、キャリア形成まで提案してくれるなんて!
ホロリと来てしまいました。


仕事は大変だろうけど、がんばっていきたいな~~