ゆる介護と自分時間

母の世話と自分の暮らし

カムカムから学んだこと

新しい朝ドラが始まりましたね。
今朝のお話は、お父さんとお母さんの温かさがにじみ出るお話だったように思いました。


さて、
わたしはこの前までの朝ドラ「カムカムエブリバディ」が好きでした。
親子を同じ俳優さんが演じる面白さ・歴史を感じるお話、毎日欠かさず見ました。


その中で一番印象的だったのは
 雪衣さんが晩年、病床でるいに過去の発言を謝罪したとき。


 結婚前決して幸せではなかった雪衣さん。
 勇ちゃんと結婚しても安子やるいに対して嫉妬みたいなどす黒い気持ちがあった。
 そしてるいが傷つくような言わなくてもいい言葉を言ってしまう。


 何十年か後その発言を詫びる雪衣さんに対して
 るいは「みんな間違う」
 という一言で雪衣さんを許す。


みんな間違う・・・
なんて温かい言葉なんだろう。




短期記憶ができなくなって手がかかるようになった母にわたしは、母の過去の行為を責めていた。
 私を一人置いて働きに行った だの
 いっしょにテレビを見てもくれなかった だの
 働いた金は一人で旅行に行ったり自分のものだけ買った だの


家族の生活を守るために働きに出た母だったが、職場のお付き合いもあったのだろう。
生活が楽になったので出かけたりもしたのだろう。


わたしが母を恨むのは間違いかな?
母がわたしが独りぼっちでも大丈夫と思ったのが間違いだったかな?


みんな間違う。
みんな間違う。

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