ゆる介護と自分時間

母の世話と自分の暮らし

認められたい

娘は遠い街で働いています。一人暮らしです。


今の職場に異動して2年目の娘から電話があった。


「今日は大変な仕事を先輩と2人でやったが、先輩はあまりやる気がないようで、ダメダメだった。だから私は2人分頑張った。偉かったでしょ?」


わたしは

「偉かったねえ、よくがんばった。先輩の分まで給料もらいたいね」

とねぎらった。


娘はよく仕事の話で電話をかけてくる。嫌なことがあったとか大変だったけど頑張ったとか。


今日は、私が娘に愚痴ってみました。

「ばあちゃんの世話一生懸命やってるんだ。週に4日通ってるんだ。少なくないよね。あたし頑張ってるよね」


娘は、

「えらいよ、よく頑張ってるよ。私だったらそんなにできないよ」

私を認めてくれた。


そうか、娘が私に電話をしてくるのは、頑張りを認めてもらいたいからなんだな。


認知症の母は私が何をしてあげても感謝してくれない。

だから私、誰かに頑張ってるね、って認めて欲しかったんだな。


きっと誰もみんな頑張りを認められたいって思っているんだろうなぁ。


多分認知症の母もそうだろう。

お母さん、よく1人で頑張ってるね。

明日はそう言ってやろう。

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